JAうごの佐藤です。
今日は午後3時過ぎに雷雨が落ちてきた羽後町です。
さて、今日は
【水稲採種ほ】についてお伝えします。
え?
何それ?
そんな疑問が出て当然ですよね。
おそらく100人中90人位は【水稲採種ほ】について知らないでしょう。
耳にしませんからね。
まず、『水稲』は一般的に言います『稲』です。
田んぼには水を引いて育てますよね。
それを水稲と言うんですよ。
それに対して『陸稲』っていう『稲』もあるんですよ。
字のごとく、田んぼでなく畑に育てる稲の事です。
JAうごでは作っていません。
日本米は水稲がほとんどです。
日本のどこかで作っているんでしょうか?
作っていたら見てみたい気がします。
次は、『採種ほ』ですけど・・
採 → 採る
種 → 種(種子)
ほ → ほじょう(作物を栽培する田畑)
3つの言葉が略されているんですよ。
『種を採るほじょう』の事だから・・・
【水稲採種ほ】とは、
『稲の種を採るほじょう』の事を指すんですよ。
1つまた勉強になりましたね。
TRF(TK Rave Factory)みたいなもんですよ。
「ボーイミーツガール〜 それぞれの〜」
日本語が略されてるなんてギャル語みたいでおもしろいですよね。
水稲の種子は法律に基づいて県が指定した農家の水田(採種ほ)で、
生産されているんですよ。
食用ではない、お米の種を作っている農家がいるんですよ。
ええ、そうなんです。
JAうごには水稲採種ほ組合があるんです。
採種組合員は21名。
水稲種子面積は48.3ヘクタール。
東京ドーム約10個分の広さになります。
収穫した種子を出荷する場所が【種子センター】なんです。

平成15年に素晴らしい施設完成
この施設は本所のすぐ近くに建てられています。

農家からこんなに大きな入れ物でJAに集まってきます。

素敵な笑顔でボーイミーツガール!
下からお米が落ちて、施設内へ取り込むんですね。

調整・選別
下から落ちたお米は天井の方へ移動して上から下に落ちてきます。
この時から調整・選別工程に移行です。
揺ら揺らゆすって、小さいお米や割れたお米やゴミなんかも
自動的に選別されて、合格したお米が次の工程に進むんです。

消 毒
コーティングするんです。
要は消毒するんですね。
何故消毒するんでしょうか?
籾殻に病気が付いているんですよ。
全部に付いている訳ではないですけど。
代表的な病気は”バカ苗病”です。
これはたちが悪いです。
【実が付かない】
【穂が出ると枯れる】
食べるお米にならないんですよ。
こうゆう病気にならないように消毒するんですね。
あなたもインフルエンザには気を付けてくださいね。
流行ってますからね。
昔は農家毎に消毒していたんですが、
現在では、『消毒が面倒・難しい』
『上手に消毒しないと病気になる』
『JAで消毒してくれないか?』
って事からJAで消毒してるんですよ。
全部の種子を消毒している訳ではありません。
今でも農家で、自分で消毒している方もいます。
種子は、消毒済 OR 消毒未済のいずれかを選択可能です。

袋 詰 め
なんでも機械なんですが、ラインに乗って袋詰めします。

最後の最後はアームロボ
袋詰めした種子をパレットに移動するのも機械がやってくれます。
便利な施設でしょう。
色々なハードルを乗り越えて選りすぐりの種子が出荷されます。
良い種子を持ってして美味しいあきたこまちが出来るんですね。
◆ハロウィン
息子から聞かれた。
「問題です!ハロウィンはどこの国で始まったでしょうか?」息子
「イギリス!」父
「ブーッ!」息子
「フランス!」父
「ブーッ!」息子
「わかった」娘(6歳)
隣に居た娘が大きな声で
オバマ大統領の国を言うつもりで・・・
「アメリカンドック!!!!!」娘
WAO!
----------
またねぇ〜
(・∀・)ノ"
----------
↑人気ブログランキングに参加しています。
1日1回応援クリックお願いします。
posted by jaugo at 20:01
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
部会