「堂下」と「光下」の2人にはいて欲しいJAうごの佐藤です。
清々しい朝を迎えています。
「アッチ」と「コッチ」が痛がっています。
色んなところが、痛がっています。
それと同時に、大きな感動も頂きました。
「行動」「参加」って、説明不要で素晴らしい。
今年は雪が少ないけど、冬祭りは素晴らしい。
上手くえ言えないけど、とにかく素晴らしい。
花嫁道中2020は3回目の参加でしたが、3回とも違う感動がありました!!
今回の記事は、密着ドキュメンタリーとなっています。
少々長く熱のこもった記事になりますが、最後までお付き合い下さーい。
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花嫁道中2020ゴーーールへの道
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時は、2020年1月25日(土)。
西馬音内観測地点の積雪状況は、「たったの4cm」。(1月24日基準)
昨年は110cm。
行き交う人が今年、口を揃えて言う言葉だが、「記録的な雪不足」の年である。
特別豪雪地帯に指定されている羽後町でさえ、雪がない2020年の1月。
そんな、1月最終土曜日に毎年開催され、今年で35回目を数える。
それが、ゆきとぴあであり【花嫁道中】だ。
昔ながらの花嫁風景を再現した【花嫁道中】。
今年の新郎新郎さんをご紹介しましょう。
新郎は、秋田市在住の宮岡秀行さん。
新婦は、鹿角市出身の十田撓子さん。
舞踏家土方巽(ひじかたたつみ)の資料を展示する「鎌鼬(かまいたち)美術館」が2016年、羽後町にオープンした際に出会ったとか。
今回の新郎新婦さんは、何か大物感というかオーラが出ていましたね。
アーティスティック感ハンパなかったっす。
カッコよかったっす。
さて、
午後2時を刻む頃、出発地【道の駅うご】には多くの方々が溢れていました。
いつもは真っ白に覆われている道の駅ですが、この時は雪の少なさもあり、人集りと車集りで熱気がムンムン状態でした。
花嫁道中では、もう一方の主役を忘れてはなりません。
それは…
馬ソリを引く巨大馬の存在です。
今年も昨年同様、「はなちゃん」でありました。
「はなちゃん」をご紹介いたしましょう。
「はなちゃん」は年齢6歳。
人でいえば30歳くらい。
魅力的な女性ですね。
で、体重は約1トン。
この「はなちゃん」が裏ドラマを制作してくれます。
昨年までとは違う、今年の花嫁道中の大きな違いを説明します。
例年【馬ソリ】ですが、今年は雪が路面にほぼなくて、道路脇の雪壁もない事から、道路脇から雪を路面に崩す事も出来ません。
そこで、「馬ソリをやめて馬車に変更」したんです。
【ドラクエパーティー状態】ですよ。
【DQ2020 NO SNOW UGO〜そして花嫁へ〜】
そんな、タイトルが似合うかも。
スタート時間の気温はおよそ1℃。
昨年と同じ青空が見えます。
昨年はカイロをベタベタ貼り付け、スキーズボンを着用し完全防備をして臨みました。
その結果、大汗をかいて南元西雪まつりで脱ぎまくりました。
昨年を教訓として「薄着からジョジョに奇妙な冒険」を自分のテーマに掲げました。
雪がとにかく少ないので、いつもの写真スポットもなくなっており困ったさん。
花嫁道中はカメラ好きな方が、多く訪れるます。
12キロの長い行程には、カメラマンがスタンバイしがちなスポットがありますが、「それがない」ので、カメラマン泣かせな年だったとも言えます。
先導車がスタートし、羽後町役場の若手が交通整理をしながら進みます。
その後ろには、花嫁道中パーティーが続きます。
花嫁道中は田代地区を中心とした住民の皆さんや、多くのスタッフが協力して成り立っております。
今回、羽後中より約50人の生徒達が協力してくれました。
皆さんありがとうございます!!
その内、9人の野球部の勇者が「はなちゃん」引く馬車と共にゴールまで12キロを歩みました。
僕は野球部の勇者にちょっかいを出しながら進んで行きました。(我が子も野球部)
かがり火広場では、餅まきやみかんまきが行われました。
おそば屋の【彦三】さんでは、同行する皆さんへそばが振る舞われました。(ゴチになりました!)
南元西雪まつりでは、雪の御堂がお出迎え。
そして、いよいよ花嫁道中最大の難関【七曲峠】を迎えるのでした。
ここから巨大馬「はなちゃん」に異変が起こります。
✕ソリ→〇馬車
ですので、峠の上りでかなりの力が必要になったのです。
およそ1トンの巨大馬ですが、ソリではありませんので、滑りません、タイヤを転がさないといけません。
僕は、走って先回りして写真を撮影しまくりましたが、人1人が走ってもキツイ長い長い道のりの七曲峠。
もっともキツイ箇所では、50m程歩いたら
止まり、また少し歩いたら足を止め、かなりキツイ事が伺える「はなちゃん」。
午後6時頃から七曲峠の頂上付近で行われる【ビックキャンドルセレモニー】の頃には、頭から湯気が立ち込めるなんてもんじゃなく、毛が濡れまくり足元まで汗がダラダラ流れている「はなちゃん」。
言葉は伝わりませんが、その息遣いと汗まみれの
姿を見て、セレモニーで集まる人々から労いの言葉がかけられます。
共に歩いて走ってきた僕は、感動してウルウルしてしまいました。
新郎新婦がビックキャンドルへ火を灯します。
真っ暗になった七曲峠。
峠から見える羽後町から横手盆地のネオンがキレイ。
羽後中生はその景色に息を飲みながら、振舞われるおにぎりをほおり込み「うんめぇ〜」と大きな声を上げるのでした。
その後、シェルターを越えると峠は下りを迎えます。
上りと逆に下りは楽だったのかな?
「はなちゃん」を始めとするパーティーは、下りはほぼノンストップで休憩地点までハイスピードでかけ進みます。
この下りが、個人的にキツかったー。
ちなみに、下りに入るとカメラマンは誰一人としていません。
昨年もそうでした。
「逆にゴールまで一緒に行こうよ!の皆さん」が登場し始めます。
昨年もそうでした。
最後の休憩地点では、甘酒やあったかい玉こんが振舞われ、寒い寒い!と寒くなってきたみんなに最高のご馳走になりました。
ありがとうございました!!
ゴチになりました!!
真っ暗で写真の撮れ高も期待出来ない、その頃は午後6時半。
気合いを入れて、最後の出発となるのでした。
灯りが徐々に広がり、ゴール地点のマイクの音も聞こえ始めます。
そうなると、人は元気が出るもの。
マラソンで言うところの競技場へ足を踏み入れる瞬間です。
川を渡ると多くの皆さんが一行を温かく迎えてくれました。
そして、最終目標の長谷山邸へ到着し、新郎新婦が馬車を降ります。
スポットライトが眩しく思えました。
阿部実行委員長や安藤町長が「お疲れさまーーー!!」と迎えてくれました。
新郎新婦から花嫁道中の感想が語られ、感動に拍車がかかる僕。
グランドフィナーレは冬花火!!!
打ち鳴らされる音と、雪に映えまくる花火は、何度体験しても感動しちゃいます。
「行動」「参加」って、説明不要で素晴らしい。
来年も参加したいと、今のこの瞬間は思っているJAうごの佐藤がお届けしました。
ではまた!!


























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まんずなぁ〜
(・∀・)ノ
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